データ復旧 その他

(HDD)データ復旧

機種別データ復旧|その他 FD  DVD MO他

フロッピーディスクドライブ(FDD)の特性とデータ復旧

フロッピーディスクとドライブ

かつてはどのパソコンにも装備されていたフロッピーディスク・ドライブ 3.5インチ

フロッピードライブ FDDの 特性、問題点

最近の機種では見かけなくなりました。
フロッピーメディア自体生産中止となり嘗ては8インチ、5.25インチ、3,5インチの三種類があったが今かろうじて残っているのは 3.5イン チのみ。消えゆくメディアではありますが、一部ではまだまだ使われています。

意外なところでは西陣織工業組合と京都染織試験場が中心となって策定されたCGSフォーマットに使われていて「フロッピーがなくなると 西陣織は滅ぶ」とまで言われている。
※最近フロッピーをCF(コンパクトフラッシュ)に置き換える代替え装置も作られたようです。 また個人でもワープロ専用機など使われてフロッピーに大量にデータを保管したまま再現できないケースも有ります。

フロッピーディスクドライブの構造とその問題点

  • 1.プラスチックの円盤に磁性体を塗布している
  • 2.ヘッドはフロッピーに接触して読み書きしている
  • 3.ヘッドとの接触により磁性体は削られて行く。磁性体の剥落により最後にはデータを保持できなくなる
  • 4.使用(ヘッドと接触)しなくとも経時変化で磁性体が剥落する(長期の保存は難しい)

フロッピードライブのデータ復旧

症状
今まで使っていたFDDが読めなくなった
原因
磁性体の剥落によるものがほとんど
復旧作業
専用機器にて減衰している磁気情報を読み出し データを再構築する

MO(光磁気ディスク)の 特性、問題点

mo1.jpg(109291 byte)

一時期 大容量メディアとしてよく使われていたMO

MOは書込は 書き込むブロックにレーザー照射、200℃近くに熱し 冷える段階で磁気ヘッドでデータを書き込む。 そのブロックが室温まで下がると(ほぼ瞬時)その状態で固定される。 室温状態に戻ると書き込まれた部分は物理的に安定しデータを保持する。他のメディアに比べてデータの保持力は高い。 これも最近殆ど見ませんが稀に復旧依頼があります。


MOのデータ復旧について

症状
今まで使っていたMOが読めなくなる
原因
ある一部のシステムデータが破損、ファイルシステムの一部が破損
復旧作業
ファイルシステムを修正し専用機器にて情報を抜き出し データを再構築する

CD-R CD-RW DVD- R/+R DVD-RW/+RW DVD-RAM

 

メディアの種類、特徴

  • 名称からすると同じ様に見えますが、構造、規格は結構異なります。
  • ※あまりに種類が多いので 個々の詳しい解説はWi-Ki等で確認ください。
  • 比較的安定していますが記憶層が色素なので保存状況によってはデータが読み出せなくなることがあります。
  • 粗悪(激安)なメディアの場合 書き込みに失敗することもあります。(少なくとも国産ブランドの製品を買ってください。)

CD/DVD系メディアのデータ復旧

データ復旧のご依頼が多い のはDVD-Rです
症状
今まで使っていたDVD-Rが読めなくなる
主な原因
記録層の色素に色抜け、突発的にファイルシステムの一部が破損
復旧作業
専用機器にて丁寧に記録情報を抜き出し データを再構築する
おくやま電脳工房より一言
一般にあまり知られていないようですが、これらのメディアの情報は色素の記録層に書き込まれています。 その為色素の色あせが起きると情報が読み出せなくなることがあります。 インクジェットプリンターで印刷したポスターを壁に貼っておくと色が薄くなり読めなくなるの と同じだとお考えください。

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