間違いだらけのデータ復旧

データ復旧のプロが見た〝間違いだらけのデータ復旧″

パソコンが起動しなくても、HDDから異音が出ていても、HDDが回転していなくても データ復旧は可能です。

異音(カコン、カリカリ)が発生したHDD
障害を起こしたハードディスクがなぜ異音(カコンとかカリカリ)
を出しているか?
HDD内部を動画でご覧ください。動画HDDカットサンプル
障害HDDから異音が出る理由・動画(ライフセーバーズのサイト)

暗号化されたHDDやPCに障害が発生した場合、決してソフトをアンインストールしたりMBR修復をしないでください。 手を付けると復号不能になります。
※BIOSパスワードがかかっている場合取扱を間違えるとデータがイレースされてしまう可能性があります。(セキュアディスク Opal準拠の物など) 秘文,秘文AE等の秘文シリーズ、EFS、safeboot(セーフブート)、Check Point Full Disk Encryption(FDE=チェックポイント)、Pointsecポイントセック、SecureDocセキュアドック FileVault(Mac)実績ございます。

安心してください。こんな症状でもデータ復旧は可能です。

「HDDからカコン、カツン、カリンという異音がする」、「BIOSでハード ディスクを認識しない」、「外付けHDDを認識しない」

そもそも 物理障害(論理障害)とは?

  • 1. Windowsで起動動作を繰り返すが起動しない。または、黒い画面やブルーの画面で警告が出て先へすすまない。
    Windowsは起動に必要なファイルがある領域のクラスタに障害が発生した場合、そこで読込を停止し それ以上起動しようとしないことがあります。
    PCからハードディスクを取り出して、USB等で他のPCにつなぐだけで、データが復旧(読める)できる場合があります。 MACの場合も同様です。
  • 2. (1:)の症状で他のPC にセカンダリーあるいはスレーブとして組み込んでも、そのPCが起動しない、あるいは外付けのハードディスクから読み出そうとするとWindowsが落ちてしまう。
    Windowsから読み出せなくても、他の方法では読み出せる場合があります。場合によってはUSB変換アダプター(HDDスタンド、外付けHDDケース等)を介在させたほうが認識する場合もあります。
  • 3.BIOSから認識しないことと物理障害は直接関係ありません。
    BIOS画面を見るとハードディスクがドライブ として見つからない・管理ツールから見えない。
    物理障害と断定する業者がありますがそれだけでは必ずしも物理障害とは判断できません。
  • 4.誤って削除(消去)してしまった。フォーマット してしまった。
    ※1 MAC windows 削除(ゴミ箱を空にする)
    フォーマットしてしまった場合 直後なら かなりな 確率で復旧は可能です。 直ちに電源を切り(シャットダウンして)ご連絡ください。 データを削除した場合、起動するだけで復旧の可能性が下がる畏れがあります。 Macファイルシステム(HFS+)Windowsファイルシステム(NTFS)でフォーマット、あるいは逆にフォーマットした場合 手を付けないでお問あわせください。フォーマットの違いによりファイル情報等が破損している畏れがあります。

  • 5.ハードディスクから「カンカン」、「コツコツ」、「カコン」等異音がする。 
    Mac、windowsとも この現象は、ヘッ ドがファームウェアに基づき磁気データを読みに行こうとしているが、トラック0領域を正常に読み出せ無かったり、情報を元に読みに行った物理的な場所でサーボ情報(アドレス)が見つからないためヘッドがシークを繰り返している(ストッパーに当たる)状態です。 ファームウェアにはトラックやセクタの物理的な位置情報等が記述されており、最近のHDDはOEM先やロットごとに異なります。 よく言われる基盤載せ替えではこれら情報が変わってしまい、データ復旧することはできません。 Seagate社製のHDDにはファームウェア番号が記載されていますが、ファームウェア番号が同じでもパラメータが異なるため基盤交換はできません。

*1 ハードディスク(HD)などのメディアは、実際にデータが書き込まれている領域と、ファイル管理領域とに分かれています。 データ消去やフォーマットといっても実際にデータを消しているのではなく、ファイル管理領域の目次だけを消しているだけで、情報は残ったままの状態です。

*2 Linuxや NASサーバー (Linkstation,LANDISK、Terastation等)は実際にデータ領域のデータ自体を消去してしまうこともあります。

やってみても良いこと

※これら作業はあくまでお客様の自己責任となりますこと 予めご了承ください。

ハードディスクの不調に気が付いた時 まずやること/自分で出来ること/やってはいけないこと

  • 1.パソコンの起動に時間がかかるようになった、ハードディスク(HD)の異音に気が付いた。

    ハードディスク(HD)からカコン カコン、コツコツ、コンコン等異音がするようになった。
    内部の状態を動画で状態をご覧下さい。(ライフセーバーズのサイトへリンクします)


    パソコン(MAC、Windows)が起動出来るなら、今すぐ大事なデータからバックアップを取ること。 (通電中刻々と悪化していくケースもあります=>後でバックアップをしようとは絶対考えないこと)

  • 2.ハードディスクを認識しない。パソコンが起動しなくなった。

    ↓↓
    安易に何度も電源を ON/OFFを繰り返さないこと。

  • 3.スキャンディスクやデフラグは危険です(絶対にかけないでください)。
    Macの場合、Disk First Aidやシステム復旧ソフト(Norton、TechTool Pro等)は使わないでください。 障害が発生しているHDDのデータを壊します。

    スキャンディスクやデフ ラグをかけてもデータは復旧できません。

    Mac のDisk First Aidを使ってもデータ復旧は出来ません。

    物理的にデータを移動さ せたり、クラスタ修復を伴うような操作は決して行わないでください。

    ※パーテーションの操作も行ってはいけません。

  • 4.起動しないPCは回復コンソールを使用しての復旧は行わないでください。 (Windows)

    WindowsXP以降は回復コンソールが使えます。コマンド(Rオプション付きのchkdsk等) を駆使しての復旧は強力で、うまくいけばWindows(System)が復旧しますが、 失敗すると3.と同様 より事態を悪化させます。

    ※大事なデータが入っているPCでは決して行わないでください。

  • 5.このハードディスクはフォーマットされていません、今すぐフォーマットしますか?」 MAC windows

    ハードディスクの管理情報が壊れているだけの事が多く、この場合復旧は比較的容易 なことがあります。

”データ復旧を ご依頼いただく、いただかない” に関わらず お気軽にご相談ください。
(相談無料)

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ハードディスクは開封・分解しない(HDDの構造・精度について)

クリーンルーム以外でハードディスクを開封すると症状を悪化させます。(開封自体が重大な物理障害を引き起こします)

  1. 1. ハードディスクは極めて高精度かつクリーンに作られています。

    ハードディスクはプラッターと呼ばれる高速 (3.5インチで通常7,200rpm以上)で回転する円盤上をヘッドが移動しながらデータの書き込み/読み出しを行っています。 こちらから 正常に動作しているHDD内部の様子を動画でご覧いただけます。(ラ イフセーバーズのサイトにリンク)

    動作時ヘッドはプラッターの高速回転によって生じる空気の圧力でプラッター上に浮上しており、接触はしていません。

    ”ハードディスクは中が真空”ではありません。外部とは高機能なフィルターを通して繋がっております。(要するにクリーンルーム状態です) ハードディスクはある程度以上の気圧がなければ動作しません。

    従って真空中(或いは高々度)では動作しません。 例えばエベレスト山頂など極めて気圧の低いところでは正常に動作しません。

    ※プラッターはガラス、またはアルミで作られており表面に磁性体が塗布されています

  2. 2. 動作時プラッターと浮上しているヘッドの間隔が約10nm(ナノメートル)です。※最近のHDDのの平均的な値

    1ナノメートルは10億分の1メートル(1ミクロンの千分の一)。髪の毛の直径が約0.1mmですから、髪の毛の直径の1万分の1です。

    また、空中に浮遊しているタバコの煙の粒子の直径が10~150nm程度といわれていますから、タバコの煙の粒子やウイルスですら入り込めない間隔です。

    ※CPU(core2duo)のプロセスルールが45nmであることからもその精密さをご想像ください。

    当然、プラッターの平滑度、ヘッドのサイズ、各部分の精度もそれに見合った精度で作られています。

  3. 3. ヘッドクラッシュ=プラッターにキズが入っても動作を続けることもある

    ハードディスクの動作中にヘッドがプラッターに 接触することをヘッドクラッシュといいます。 ヘッドクラッシュは突然発生することが多く、クラッシュしたプラッ ターの表面はデータが読めなくなることがあります。 また、ヘッドやプラッターに物理的に何らかのキズが入ります。 (実際には極めて小さなキズで目視できるようなものではありません)

    ヘッドクラッシュはそれが起きた時、すぐにはHDD障害の症状を示さない場合があります。

    一見正常に動作していても、そのスクラッチ(キズ)の上を通過する時、ヘッドにダメージを与え、徐々に障害が進行することがあります。

    作動中に衝撃を与えた場合、データが読めるなら電源を落とさないで速やかにバックアップをとってください。

  4. 4. 通常空間(クリーンルーム以外)で開封・分解すると

    空気中に浮遊している、様々な微粒子(タバコの 煙等も)がプラッター上に付着し、HDを動作させるとヘッドックラッシュと同様に プラッターに取り返しのつかない損傷を与えることになります。

    (これらの微粒子もハードディスクの精度のレベルでは、相対的には巨大な岩石のようなものです。)

    開封、分解するとハードディスクのデータの復旧は極めて困難になり、復旧できても費用が大変高額になります。

    開封されたHDDが 持ち込まれることがありますが 開封したHDDは復旧不能か極めて重い症状となっておりました。

    やってはいけないこと

    ハードディスクの分解・開封は しない。

    通常空間で分解するとデータ復旧は困難(高額な 作業費用)もしくは不能になります。

洪水や台風などで水に浸かったハードディスクの場合

台風、津波等で水没したハードディスクもきちんと処置をしますとかなりな確率でデータの復旧が可能です。 しかし、迅速に処理を行わないと、データ復旧が出来なくなります。

  1. 1. ハードディスクは 絶対に乾燥させないで保管してください。

    一旦濡れたHDDは乾燥することによりプラッター表面に不純物が固着、ヘッド、ヘッドアンプ等が急速に腐食・錆し、復旧不能になります。

  2. 2. 水没メディアは、とにかく被害から短時間内で開封を行い内部洗浄する必要があります。
  3. 3. 絶対に通電しないでください。


    通電すると、その時点で復旧不能になります

台風、洪水等で水没した場合は、乾燥させると復旧が極めて難しくなります。濡れタオル等でくるんでタッパーウェア等密閉容器に入れご連絡ください。迅速な対処が必要となります。
※ネット上で「乾燥させてデータが取り出せた。」等の記述がある場合がありますが、これは内部まで水が侵入していなかったケース。生半可な知識で手を付けると復旧できるものもできなくなります。
東北大震災で水没したHDD

2011年に発生した東北大震災で水没したHDD。持ち込まれた時すでに数ヶ月が経過しており、乾燥していたため復旧はできませんでした。

基板交換について

ハードディスクの基盤(基板)を交換しても認識(データ復旧)しません。

最近のIDE(S-ATA含む)の ハードディスクは基板上のフラッシュメモリはコストダウンのため最低限の容量しかありません。そのため、ブート開始に最低限必要なファームウェアだけが基盤上のメモリーに書き込まれております。

残りの部分はプラッター上(トラック0領域)に書き込まれており、プラッターから残りのファームウェアを読み込んで(hddとして)完全に起動します。

基板だけを交換するとメモリー上のファームウェアと、トラック0領域のファームウェアが不整合を起こし、起動できないだけでなく障害を悪化させることがあります。

又ファームウェアが一致しても使われている部品が異なるとそれぞれの振舞が異なりデータの読み出しは出来ません。

基板上のROMに書き込まれている情報の主なもの

  • 1.スピンドルモーターの回転を始める、
  • 2.ヘッド(アーム)を規定の場所まで動かし、サーボ情報から位置情報を検出する、
  • 3.PC側のIDEコントローラとの通信を開始する

などの処理等がこの領域に書き込まれているファームウェア情報です。

  • 同じメーカの同じ型番のハードディスクでも
  • 1.OEM先毎に異なる
  • 2.生産ロットごとに ファームウェア(及び使用部品)は異なる

その為ハードディスクの基盤を交換してもデータ復旧できません。

なお 最近のseagate等のHDDはファームウェアNo.が記載されていますが ファームウェアNo.が一致しても使用部材によりパラメータが異なるためファームウェアとしては同一ではありません。

こちらも併せてお読みください HDD基盤の基本的知識 ライフセーバーズ@奥山電脳工房

トラック0 (ファームウェア障害)

通常、HDDのディスク上は、
  • 1.ユーザがデータの保存に使用するユーザエリア(データ領域・管理領域含む)

    ※ファイルの格納領域だけではなく管理領域(MBR、FAT等)も含む。

    ※MBR等ユーザーがアクセスできるものはユーザー(データ)領域です。トラック0ではありません。

  • 2.データ領域に発生した不良セクタを代替するためのスペア領域
  • 3.HDDメーカーだけが使用できる特別な予約エリア

    ※通常この領域にはユーザー(PCメーカー含む)はアクセスできません。

などに分かれています。

ファームウェアは、これらのうち最後の予約エリアに保存されます。 この予約エリアをトラック0領域と呼んでおります。

※この領域が何らかの理由で読めなくなったもの がトラック0障害です。

※トラック0障害を起こしたHDDは認識しません。

プラッター自体の歪みによりトラック0が影響を受けたり、ヘッド クラッシュによりこの領域が読めなくなる事があります。また、過去にはプラッターは製造精度や後処理(エージング)が悪く動作時の熱により歪みが発生しトラブルを起こした例もありました。

その結果、ハードディスクをコントロールするための情報が読み出せなくなり、アクセス不能や認識不能が発生します。「カコン カコン」という異音を出すこともあります。

市販の復旧ソフトの使用について(注意点)

大事な(決して失いたくない)データがある場合 この方法はお勧めしません。

市販のデータ復旧ソフトでも条件さえ良ければデータ復旧が出来ます。

しかし、使い方を間違えると復旧できたはずのデータを完全に破壊してしまうことがあります。

ここでは、データ復旧に関して全く知識のないままでも出来るこ と、やってはいけないことを記述します。

必ず1台別のデータ復旧用PCとデータ待避用のHDDを準備してください。

*トラブルを起こしたPCのHDDに復旧しようとすると 確実に症状を悪化させます

*「KNOPPIX を使いCDから起動して・・・・」という事を書いている本やwebもありますが  普段からLinuxを使い慣れていない人にはまず不可能です。
また、何を使用してもHDDに通電、負荷を加えることに変わりありません。KNOPPIXなら安全 というわけではありません。


  • 1.トラブルを起こしたHDDをPCから取り出し、(USB接続の)外付けのケースかアダプターに繋ぐ。 *このときコネクターのピンを折ったり、基板のパターンを剥がしたりしないように気を付けてください。
  • 2.データ復旧用PCで復旧ソフトのトライアル版をダウンロードする。 ファイナルデータR-Studio データレスキュー等 Macの場合iGeek等   *トラブルを起こしたHDDや PCには絶対にダウンロードしない。
  • 3.ダウンロードした復旧ソフトのトライアル版を 復旧用PCにインストールする。
  • 4.復旧用PCを起動後、障害HDDをUSB等で接続し、認識させる。 *この時認識できなければ復旧ソフトによるデータ復旧はできません。
  • 5. データ復旧ソフトを起動し、障害HDDを走査(スキャン)する。
  • 6.ファイル名やフォルダー名が見つかればパッケージ版かダウンロード版を購入しデータ復旧する。(トライアル版では復旧できません)
  • <<重要注意事項>>少しでも異常(異音、発熱、振動)を感じたら即中止! 同じ所のリトライを繰り返したり、時間がかかっても中止。最悪の場合磁性体剥離を発生し復旧不能になります。

注意事項(鉄則)

  • 1.HDDから異音(カコン、ギー、カリカリ)がしたら即中止する
  • 2.スキャン中同じところでリトライを繰り返 し、時間がかかるようなら中止する
  • 3.触ってみてHDDが異常に発熱しているようなら即中止する
  • 4.作業中絶対に目を離さない

これらを確実に守らないとHDDを破壊してしまうことがあります

システム修復ツールは絶対に使わないでください。
(特にMacの 場合)

Macユーザーでシステム 復旧ツール(Norton、TechTool Pro等)を使う方が多いのですが、データを破壊するこことがあります。

データ復旧にシステム修復ソフトは使えません。

市販ソフトでのデータ復旧は「おなかが痛くなったから胃腸薬を飲む」程度のこととお考えください。 つまりHDDの中で実際に何が起こっているのかを知らずに適当に作業しているということです。

また、障害箇所に対し限度を超えたリトライを行い、結果的にHDDに過度の負荷をかけ、復旧不能になる場合もあります。

作業の結果磁性体剥離を引き起こす等、症状がより悪化する危険性があることを十分ご理解の上、すべてお客様の自己責任でお願いします。

磁性体剥離について

磁性体剥離とは、ヘッドクラッシュに起因してヘッドがプラッターの磁性体を引っかけリング状に削ったり、極端な場合、磁性体が剥がれてしまう(削れてしまう)症状です。この症状が起きるとデータ復旧は不可能となります。

この症状も特別な原因が無く発生します。

この症状は軋るような異音を伴い、その時点でどんどん磁性体を削っているかもしれません。ハードディスクからキーキーという小さな異音が出ている場合、即、通電をおやめ下さい。

*カコン、カコンという異音ははっきり聞こえますが、ギー、とかキーという異音の場合 注意しないと聞こえません。

磁性体剥離

磁性体が完全に剥離(削れて)プラッター素材のガラス面が見えてしまっています。 こうなると、復旧は不可能です。
*復旧すべきデータそのものが存在しません。

これは突然何の前触れもなく発生しております。

また、状況を把握しないで長時間データ復旧ソフトをかけ続けた結果、磁性体剥離に至る場合があります。(データ復旧業者がファイナルデータをかけ続けた例もあります)

ご相談は無料・初期調査¥0
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