ネットワーク関連|ちょっと得する話

<<データ復旧>>

<データ復旧の難しさ>

「データ復旧は難しい。」というのは日々 データ復旧作業をやっているものの実感です。 しかし、私共業者が云うと「難しいと言っておけば 高額の作業費用が取りやすいからだろう。」 と 思われているかもしれません。

「(専用機器は使っているかもしれないが) ”FainalData”で データ読み出しているだけじゃないか。」こう思っている人も多いようです。特に、自分である程度パソコンがイジれる人ほど思っているかもしれません。

確かに簡単な障害(いわゆる論理障害)の場合は FainalDataでも読み出せることがあります。 そんな簡単な場合、我々復旧業者にお出しいただく必要はありません。

ただその場合問題となるのは

  • 1.FainalDataが使える程度の簡易レベルかどうかの見極め
  • 2.作業中にこれ以上負荷を掛けてはいけない状況の見極め
  • 3.負荷をかけすぎると復旧できるはずのものが 復旧不能になってしまう危険性

最も重要なことは
「このデータは最悪の場合、復旧出来なくてもなんとかなる(諦めが付くかどうか)」ということが、作業開始前に冷静に判断ができているかどうかです。

私共にご依頼いただく中で案外多いのは、 「大事なデータだから(自分で)なんとかしなければならない」とパニック状態の中で必死で作業を試みることです。 先に書いているように、簡易レベルであればなんとかなりますが、そうでなかった場合取り返しのつかない結果を招きます。 ご自分で頑張りすぎたために復旧不能になってしまった物は結構あります。 この様なケースが意外に多く「90数%復旧可能!」ということは決してありません。

大事なデータの場合 ”決して自分では手を付けないで下さい。” データ復旧の難しさの半分は、復旧技術そのものではなく正確な判断と見極めなのです。

残念ですが これが出来ていない復旧業者も多いのです。

HDD inside

<15,549箇所の不良セクター>

先日 お客様から復旧依頼があったノートPC、HDDの状態が悪く専用機器での磁気情報の抽出に時間がかかった。

お客様が何度かトライしたせいか、頭の部分で不良セクターが大量に発生している。

データ復旧ソフトをいきなり障害HDDに掛ける人が多いが(中にはデータ復旧業者も)データ復旧ソフトは読めない箇所(セクター)をなんとか読み出そうとしてトライし続ける。そのため障害セクターに負荷をかけてより悪化させてしまう。

おくやま電脳工房では専用機器でできるだけ障害HDDに負荷をかけないように磁気情報を抽出する。

一回トライして不良セクターが有ればそこは無視して次のセクターに進む。 大量に不良が存在している領域であっても (不良セクターは)読み飛ばし、次のセクターを読む を繰り返すために 時間は掛かるが障害領域に介する負荷は少ない。

結果 15,549箇所の不良セクターが見つかった。 これだけ不良セクターが有るとファイルの殆どが破損していると思われるかもしれないが 実はこの程度なら よほど重要な領域でなければ多くのデータは復旧できる。

今回 先頭部分に不良が集中していた。そのため このセクターを読み飛ばしたディスクイメージからファイルを生成しているが ほとんどのデータは正常のようだ。


<頑張らないでください>

データ復旧に関しては、頑張ることが良い結果を出すことは少ないようです。

なぜなら、不安定な(あるいは故障しかけている)HDDに負荷をかける事で簡易レベルでの復旧が難しくなるケースが増えています。

もちろん、データの内容次第で「あまりお金をかけたくない。」、「最悪 このデータが無くなってもなんとか成る。」という場合はこの限りではありません。 ただ、本当に大事なデータは、無理をすることで症状が重くなったり、復旧不能に成ることがあります。

我々だと無理をしてよいか、やめたほうが良いかの見極めがつくのですが、一般の方はそれが出来ません。

というわけで、大事なデータの場合はくれぐれも自分で手を付けないでください。


<中華品質USBメモリ>

先日お預かりしたUSBメモリ。USBメモリのトラブルは案外大変なことが多い。

今回も”認識しない”ということで お預かりしたメモリーだが 見るからにプラグ部分が曲がっている。 何度か書いているように お客様からすると「ちょっと曲がっているだけ」 あるいはそんな事に気がついていないぐらいの変形なのだが 実際には中で折れたり、基盤のハンダがちぎれたりして大変のことが多いのだ。

今回も とりあえず プラスチックの筐体を割って 基盤の状態にしてみた。

目視で観察してみると どうやらUSBプラグにつながっている4本の端子のうち2本の端子のハンダが外れているようなのだ。幸い基盤のパターンを引きちぎっている様子もない。というより 残りの2本も含めて見事な天ぷらハンダ。ハンダ付けはハンダの量が多くて盛り上がっているのは実は良くない。

USBメモリー

良いハンダ付けとは最低のハンダの量で端子や線をきちんと付けることが重要で、今回、基板上のパターンにハンダを盛ってその上にちょこんとプラグからの端子が載っているだけなのだ。

日本の有名ブランドのメモリーなのだが、当然のごとくmade in china、典型的な中華品質。 日本のメーカーもきちんと指導はしていないのだろう。

逆に、今回ハンダを盛って有ったため、パターンを引きちぎることもなくハンダをやり直しただけで無事復活。と言っても細かいハンダ付けなのでそれなりには気を使う。

最近買っておいた、ちょっとだけ高級な白光のハンダゴテが役に立った。 やはり、高級なものは温度の管理もしやすく先端も精密できちんと温度が伝達する。

ということで、今回は中華品質のため比較的簡単に復旧はできた。 いや、そもそも中華品質でなければ、こんなばかみたいな壊れ方はしないか?

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