ネットワーク関連|ちょっと得する話

<<暗号化>>

<無意識の暗号化>

暗号化されたPCは、使う人は暗号化されていることを認識して使っています。 起動時にその暗号化ソフトの認証パスワードを要求されるからです。 ※中には暗号化のまま起動するものも有るようですが

ところが、暗号化した覚えばないのに現実には暗号化されてる場合があります。 外付けのHDD等です。

最近は少しは減ったようですが「ハードウェアによる暗号化だから安心・・・」というようなキャッチコピーを見たことが有ると思います。このタイプの外付けHDDを買ってくると、取説に”パスワードを設定するには・・・”というような説明書きがあります。

大抵の人は「まあそこまでしなくてもいいや。暗号化しないで使おう。」と考えるわけですが、パスワードを設定しないのと暗号化しないは別物。 この手のHDDはパスワードを設定しようがしまいが内部では常に暗号化されているのです。 パスワードを設定しなければ、”暗号化されていない”わけではないのです。

そのためHDDが障害を起こした時、内部のHDDは暗号化されているため通常のデータ復旧ではファイルが意味を成さないのです。

外付けHDDが障害を起こした場合、必ず筐体ごとお送りください。 内部のHDDだけでは復旧・復号が出来ません。


<暗号化されたパソコン>

最近暗号化されたパソコンからのデータ復旧依頼が増えています。 近年大手企業の場合、情報漏洩防止の手段として暗号化されるのがほぼ常識となっています。

ところが暗号化は諸刃の刃で何らかの障害が発生した時、データ復旧が極めて困難になります。 流石に暗号化ソフトのメーカーも障害発生時の対策は考えてはいるようですが、考えられない状況で障害は発生するものです。 そのためソフトメーカーの対応が必ずしもすべての障害に対して有効とは言い切れません。

このような場合、データ復旧後の復号作業は一筋縄では行きません。

  • 1.どれだけ暗号化ソフトに対してノウハウを持っているか?
  • 2.ソフトメーカーが想定していない状況に対して どれだけ独自に対応できるか?
  • 3.どこまで粘り強く対応できるか?

暗号化ソフトの復号はこれらの総合力で復旧(復号)できる割合が変わってきます。 また、ご依頼を頂いた企業様にも様々なご協力(暗号化ソフトの情報等)をお願いしなければなりません。

言い換えれば、お客様、私共で、どこまで真剣に対応するかの勝負とも言えます。

データ復旧業者のホームページで”暗号化対応”と謳っているところがあります。 ところが、そのような業者で復号できず私共にご依頼いただくケースが多くなっています。

これが暗号化されたパソコンの復旧依頼が増えている一因です。

”暗号化対応”を謳うなら もう少し ”ノウハウの蓄積”、”最後までやり遂げる粘り” が必要なのではないかと思います。


<暗号化されたデータを復号するには機器一式が必要>

通常データ復旧するにはHDDだけで作業します。ところが暗号化されている場合 復旧後にデータを復号(暗号を解読して普通に読めるようにする)するには元の暗号化環境が必要となります。

暗号化されたPCのデータ復旧をご依頼頂く場合 PCごとお送り下さい。 更に元の暗号化環境を再現するために様々なアイテムが必要となります。

これらが揃わないため 復旧はできても 復号できないケースがまま有ります。

また暗号化のことをよく知らない(企業の情報システムの方でも詳しくない)がデータ復旧をしようとして手を付けるとより悪化させることになりかねません。暗号化されたPCがトラブルを起こした場合 決して手を付けないで まず私共にご相談下さい。

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