ネッ トワーク関連|ちょっと得する話

<<パソコン故障>>

<突然パソコンの動作が遅くなるケースの原因と対応>

<ケース1>
CbsPersist_xxxxxxxxxxx.log(xxxは数字=日付)というファイルがあります。 これはWindows Module Installer Service によって作成・圧縮されCbsPersist_xxxxxxxxxxx.cab(xxxは数字=日付)となる前の一時ファイルです。 正常に圧縮されると自動的に削除されます。

つまり

  • 1. まず cbs.log のバック アップ用のログが CbsPersist_xxxxxxxxxxx.log というファイル名で保存されます。
  •   
  • 2. このバック アップ用の CbsPersist_xxxxxxxxxxx.log を元に CbsPersist_xxxxxxxxxxx.cab が生成されます。
  • 3. 圧縮が完了するとCbsPersist_xxxxxxxxxxx.logを削除。

MicroSoftTechnetによると
この時に、CbsPersist_xxxxxxxxxxx.log ファイルサイズが 2GB 以上である場合、また、ファイルが破損している場合などに、CbsPersist_xxxxxxxxxxx.cab の生成に失敗します。 この生成に失敗した場合、C:\Windows\temp フォルダーに cab_XXX_Xファイルが残存します。

現実には 原因不明で失敗するケースが有るようで しかも一度失敗すると 何度もトライし続ける場合があります。

すると C:ドライブ容量を圧迫するとともバックグラウンドでの作業が継続して行われるため パソコンの動作が極端に遅くなる減少が発 生します。 ひどい場合は 起動に10分以上かかったり ほとんど入力ができないほど 遅くなります。

パソコンの動きが急に遅くなったと感じたら C:\Windows\logs\CBS\の中を確認してください。 CbsPersist_xxxxxxxxxxx.log というファイル群は削除しても問題がないので すべて削除。

うまく行けば これだけで パソコンの速度を取り戻すことが出来ます。

パソコンの動作が遅いと思ったら 一度確認することをお薦めします。


<突然パソコンの動作が遅くなるケースの原因と対応>

<ケース2>
突然動作が遅くなってまともに作業ができない。 パフォーマンスモニタを見ると、CPUが常に100%。
タスクマネージャで見るとcoreServiceShell.exeというプロセスが異常にパワーを消費している。 調べてみるとこれはウイルスバスターのプロセスで なぜだかスキャンし続けている。(止まらない) Web上で検索してみると何年も前から起きている症状のようで事例がけっこうみつかる。

トレンドマイクロのサイトによると
”一部の環境において、ウイルスバスター クラウドを起動後に他のプログラムを複数同時に起動した際、「coreServiceShell.exe」のCPU使用率が50%以上占有し続ける現象を確認しています。 本現象は、以下条件の環境下において現象が発生する可能性が高いことを確認しています。

  • ・推奨要件を満たしているが、ハードウェアが古い世代を利用
  • ・インストール要件を満たしているが、推奨要件を満たしていない
  • ・古い世代CPU環境にて、SSDを利用している”

ということだが 今回のPCはまだ新しく充分条件を満たしている。 ”発生する可能性が高い”といっている様子からするとトレンドマイクロでは何年も前から分かっているが対策が打てないようなのだ。

ということはウイルスバスターの再インストールで症状が改善するかどうかだ。 幸い今回は再インストールしてともかく正常に戻った。


<BuffaloのNAS使っていませんか?>

ここ何年か 値段がこなれてきたこともあり NASが普通に使われています。 おそらくBuffalo製が一番多く、その次がIOデータ製ではないでしょうか?

多い為もありますが 私共にデータ復旧ご依頼いただくのは殆どがBuffalo製、時々IOデータ製が来ます。

はっきり言ってしまうとBuffalo、IOデータはオススメしません。 信頼性が低すぎます。 もちろん 低価格で出してきたことでNASの認知、普及に大きく貢献したことは間違いありません。 ただ その低価格が問題なのです。 低価格で発売するためにはどうしても高価なパーツは使えません。

低性能なCPU 少ないメモリ 充分熟成されていないコントロールソフト。 これらが相まって トラブルを引き起こすのです。

ではどのメーカーが良いのか?

QNAP、Synology、NETGEAR、ASUSTOR あたりになろうかと思います。

「NETGEARはともかく それ以外のメーカーは聞いたこともない。」という方がほとんどではないでしょうか?

信頼性を求めるならQNAP、Synology あたりをお薦めします。 Buffaloあたりに比べると確かに高価です。

安い機器を使っていて 一度トラブルを起こすと 機器の何倍もの費用が発生します。 また その間 業務が停滞するかもしれません。

こんなことを考えるとやはりQNAP、Synology等を使うべきでしょう。

Buffaloさんごめんなさい。 NASを広めた功績は十分認めています。


<FANの付いた機器はご用心>

パソコンだけではなく 外付けのHDD 特にNAS等には安価な機種でもファンが内蔵されるようになってきました。長時間通電による熱 の蓄積が問題となることにメーカーが気がついた結果だと思う。

しかしそれはそれで別の問題が発生する。ファンによる空気の吸い込みは当然ホコリをも吸い込む。

それがファンや空気取り入れ口に付着することによりエアフローが阻害され、それを当てにしている内部の冷却ができなくなってしまう。

特に気温が急に高くなると内部の温度=HDDの温度が高くなり、障害が発生しやすくなります。 HDDの温度が55度を越すと急激に寿命が短くなると言われています。(ネットを探したが明確なソースは見当たらず)

単体のHDDはパソコンと違って壊れる前兆がわかりづらいので特に注意が必要です。 時々は見て、掃除をしておきましょう。

     

確実なバックアップをとることはお約束です。

     hdd dust      


<気温の上昇とHDDの障害発生可能性(温度監視ソフト)>

日本全国軒並み30℃を超えいきなり真夏の様相を呈しています。そこで問題になるのがHDDの温度とそのトラブル。

今使っているPCのHDDの温度が何度か調べてみましょう。

使用するのは

Cristal Disk Info (ダウンロードセンター http://crystalmark.info/download/) HDDの温度や使用時間、起動回数、不良セクタ等を監視できる国産のフリーソフト。 HDDに問題が発生すると音声でアラートしてくれる優れもの。

クリスタルマーク

若干問題があるとすれば二次元キャラの水晶雫がイメージキャラ(画面上に常に表示されている)と言うことと アラートが女の子の声だと 言うこと。 会社で使用していると 頭の固い管理職ににらまれるかもしれない。

※もちろんキャラクターが出ない普通のバージョンもありますよ(^o^)

さた見ていただくとおわかりのようにわかりやすく表示される。 現在のHDDの温度は37℃。室温が28℃だから9℃高いことになる。

この差が小さくなってくると HDDの冷却が十分出来なくなり HDDの温度がより高くなる。 特に冷却ファンやエアインテークに埃が詰まって空気の流れが悪くなっていると てきめんにHDDの温度が上がる。 一般にHDDの温度が50℃を超すと故障する可能性が極めて高くなる(計数的には出ていないが)と言われるからこれからは十分な注意が必 要。

近年 省エネと称してエアコンをつけたがらなかったり、設定温度を極めて高くしている(作業効率が落ちることなどお構いなし)企業が多 い。 人間は耐えられてもパソコン(HDD)が壊れて仕事がストップしては元も子もない。

上司にこのソフトの画面を見せて 「パソコンが壊れそうだからエアコンの設定温度を下げてください。」というのがいい手かもしれない。

※余談ですがエアコンは24時間入れっぱなしのほうがトータルの電気代が下がること知ってますか?

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