ネットワーク関連|ちょっと得する話

<<メモリー>>

<USBメモリーはPC本体のデータのバックアップにお使い下さい>

「エクセルで作った表がうまく出力できない。」 1年ほど前にパソコンの使い方を指導した方から電話。 うまく出力できないとは データを入力したセル以外に罫線が引かれていて必要な1ページ目をプリントアウトすると16ページ分出力されてしまうというもの。 そのページが12ヶ月分あるためすべて修正するのは面倒なのでプリントアウト時に1ページだけを選択することで解決。

その後でUSBメモリーへバックアップする話に移った。

この方はパソコンでデータを一旦保存した上でメモリーにバックアップしていたので間違いないのだが、USBメモリーに直接保存することの危険性をお話しておいた。

”データをUSBメモリーから直接開いて作業終了後そのままメモリーに保存する”と云う使い方をする人がいる。と言うより、メモリーを主体に使う人はこんな使い方をする人が多いかもしれない。

過去に書いたことがあるが これは結構危険な使い方だ。なぜならUSBメモリーに使われているフラッシュメモリーは寿命が短く かつ 上書きすることにより同じ場所に書き込まれてしまう可能性が高い。 フラッシュメモリーのセル(データを書き込む最小単位=0か1が書き込まれる部分と考えて下さい)は500回しか書き込みが出来ないと言われている。 酸化皮膜で絶縁されているがその絶縁を通過してデータ書き込む度にその絶縁が劣化していき 約500回で絶縁できなくなってしまうのだ。 こうなると 書き込まれたデータは電荷が保持できず破損してしまう。

こんなことは普通まず知られていない。

USBメモリーは可動部分がないため 強固に見えるが実は結構脆弱なのだ。 実はこれ以外にも物理的な構造にも大きな問題がある。

いずれにしてもUSBメモリーにだけ頼るのは極めて危険。

必ずパソコン上に保存した上でUSBメモリーにバックアップして下さい。


<USBメモリー読めない>

「急に読めなくなった。データを取り出して欲しい。」 先日持ち込まれたUSBメモリー、数年使っておられるとのことで 調査してみると全く認識しない。(メモリーにアクセスできない)おそらく、メモリーコントローラーの障害だと思う。

いつものやつを聞いてみた。

「メモリーからデータを開いて (作業終了後)そのまま メモリーに保存してませんか?」
「そうです。」
「それは危険です。ただでさえ寿命の短いメモリーに負荷をかけてますよ。また上書きすることによりトラブル発生時にデータ復旧も難しくなります。」
「えっ そうなんですか?」
「(当然)他のメディアにバックアップを取ってませんよね。」
「・・・・・・・・」

メモリーの間違った使い方をしている人が多いので 正しい使い方を書いておきます。

<USBメモリーの正しい使い方>

  • 1.作業はPC上のファイルで行う。
  • 2.作業終了後 ”名前を付けて保存”(同じファイル名の場合日付を付加しておくと良い)
  • 3.PCのHDDに一旦保存してから USBメモリーにデータを移す(バックアップ)
  • 4.次回作業時もPC上のHDDからファイルを開く

かならずこの手順を守って下さい。 ※ USBメモリーは思っているより寿命が短く、静電気や、物理的損傷に弱いのです

USB Memory


SDメディア(カード)の復元(復旧)が難しいわけ 1.原理編

何度かカメラで使うSDメディアのデータ復旧が難しいことを書いてきました。 「何故難しいのか?」をわかりやすく解説してみましょう。

まず 原理編

フラッシュメモリーと呼ばれるチップを使っているが これはひどく大雑把に言うと各ビットの記憶セルに電荷を加える事によりデータを書き込む。因みにフラッシュメモリーは東芝の技術者が開発。

種類、動作方法等詳しいことが知りたい人はwikiへ。フラッシュメモリーとは ※ 基本的な知識がないとチョット理解は難しいとは思うが

一般的にSDメディアに使われているNAND型の場合 一つのセルは数百回しか新たにデータを書き込めない(書換えできない)。

その為 頻繁に使用するプロのカメラマン等の場合、一つのメディアが一年持たないことがある。

一つの記憶素子が劣化すると 写真の半分だけ消えてしまったり、帯状に消えたりする症状が現れる。 そんな現象が現れたら、そのメディアは使用するのをやめたほうが良い。

SDメモリーの寿命は半永久的と思っている人が多いが 寿命があり しかも意外に短い ということを知っておいて 取り扱うこと。

破損した記憶素子の中にはデータ無い、したがってそのデータは復旧することは出来ません。

SDカード


SDメディア(カード)の復旧復元が難しいわけ 2.構造編

SDメモリーの障害発生について構造的に見てみよう。 SDカードは動作部分が無く プラスチックの一枚板の様に見える。

確かに物理的に動く部分はないのだが 決して丈夫な構造ではない。

一枚のプラスチック板のように見えるが 薄いプラスチック板の中に薄い基盤を挟んでいるだけ。 SDカード全体の厚みがせいぜい2mm程度だから それぞれの厚みは極めて薄い。 また外側のプラスチックはモナカのように合わさっているだけで全面的に接着されておらずず一体ではない。 その為 少しでも無理な力を加えると 3枚の板が剥がれるように歪 薄い内部の基盤が折れたり 曲がったりしてしまうのだ。当然基盤だから両面にプリントパターンが走っておりその上にメモリーがはんだ付けされている。 祈願が曲がるとプリントパターンの銅箔が千切れたり 簡単に剥がれてしまうのだ。

SDメディアを取り扱うときは斜めに力が加わらないよう 慎重に扱うべきなのだ。

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